はっとりひでおの仕事・かいたもの・論考
2006以降
◎は『河原ノ者・非人・秀吉』に収録:▲は『蒙古襲来』に収録85) 2006.3.20 城内住宅誌 その1 総論と前史(戦中編) 『比較社会文化』12(2006)
86) 2006.3.31 『行橋市史』
総説(35〜40頁)
第二章 中世京都平野の人々と暮らし
第一節 京都平野の荘園と村
(そのうち)四 大野井荘の現地を歩く〜七 久保荘の用尺と舞童田148〜182頁
87) 2006.3. 博多の海の暗黙知・唐房の消長と在日宋人のアイデンティティ
『内陸圏・海域圏交流ネットワークとイスラム』櫂歌書房 171〜197頁
正誤訂正 172頁6行目以下同頁末尾まで→削除
88) 2006.7 ▲『蒙古襲来(竹崎季長)絵詞』の再検討
−−海東郷地頭職を得たのはいつか−−
『日本歴史』698:06-7,87〜96頁
89) ◎現代と中世を交錯する遊び女像・人身売買史断章 『歴史の中の遊女・被差別民』(別冊『歴史読本』738,130〜154頁)
90)日本中世国家の貨幣発行権
(『東アジアと日本』COE統括ワークショップ報告書) 71〜84頁
首里城より出土した鳩目銭鋳型(枝銭・鋳棹)・上原静氏提供 本稿で言及できなかったが、小型銭=低価格銭の鋳造は公権力が行うという本稿での 見通しをみごとに補強してくれる遺物である。
91) 城内住宅誌 その2
『比較社会文化』13(2007)1〜26頁
92) ◎重源上人と「乞丐非人」 --建仁二年の狭山池改修碑にみる土木工事と差別された人々--
大阪府立狭山池博物館図録より
(『別冊歴史読本』歴史の中の聖地・悪所・被差別民)124〜136頁
正誤 126頁7行目 唐の注 (唐)→正しくは (塘) 128頁 4行目 六日→八日
乞丐→乞匈
07年(平成19年)度
93) 元禄の筑前・肥前国境争論地 ---二重平・篠平・ウオセキ---『地方史ふくおか』41巻2(通巻135) 平成19,10月31日 2〜3頁 『地方史ふくおか』
紙幅の都合上、地名地図を載せられませんでしたので、以下に掲載します。ただし唐船岩の位置がまちがっています。「九大図書館から発見された 『背振山堺図』」を参照ください。
94)中世城郭の復原と史料学
Restoration of a Medieval Castle thorough Material Reserch of the Castle's History
『遺跡学研究』4,07.11.23
95)史跡福岡城跡、下の橋門・復元批判−近世城郭理解への問い
Reserch Examining the Restoration Work of the Shimo-no-hashi-mon Gate inside Fukuoka-jo Castle
『遺跡学研究』4,07.11.23
96) 記録・シンポジウム「福岡城・下の橋門復原をめぐって 史跡整備の功罪」『比較社会文化』14,2008.3
目次
報告要旨 服部英雄「現在行われている福岡城・下の橋門復原は正しいのか」
千田嘉博」全国での史跡整備・建物復原は正しいのか」
討論
福岡城シンポジウム・アンケート
史料紹介 伊丹家史料「御道具現調子帳」「大小御筒玉現調子」
直方御道具現調子帳
大小御筒玉調子帳
合薬現調子帳(冒頭のみ)
御武具櫓諸道具現調子帳
正誤訂正 24頁上段後ろから4行目より下段2行目 最近井手道子〜解除された を削除する。
理由:この文書は黒田長政が中津城在城時代のものであるため。天守は福岡城ではなく中津城天守を指す。
28頁 12行目 (誤)闕所の意味は未詳〜かもしれない (正)闕所処分(犯罪によって、家財没収)となった家臣の道具を保管した。
伊津見孝明「近世城郭における防御施設の実態」『市史研究ふくおか』8、2013、79頁の指摘による。
下の橋大手門復元事業をめぐる論争(“フォーNET”平成19,10.1号Vol.105
97)太鼓製作と中世筥崎宮散所 『リベラシオン』128、2007-12(福岡県人権研究所)45-52頁
98)五ヶ山の地名と地誌ほか(福岡県教育委員会『五ヶ山・小川内』)2008.3)
国境の村々・五ヶ山の歴史、五ヶ山の地名と地誌、小川内の地名と地誌 169〜240頁
4編 中世編13頁〜
1章 武家社会の成立・鎌倉時代の鳥栖13〜47頁
2章 南北朝の争乱と幕府統治うち1節 南北朝期の動向47〜60頁
4章 人々のくらしと文化
(1節 地名で考える中世の村 2節幸津村の景観復原151〜226頁
08(平成20)年度
100)首羅山の歴史と東アジア、地名と伝承(『首羅山遺跡』2008.12久山町教育委員会35〜40頁、141〜142頁(貴田潔と共著)
101) 宗像大宮司と日宋貿易−筑前国宗像唐坊・小呂島・高田牧−
『境界からみた内と外』『九州史学』創刊50周年記念論文集:下 105〜145頁 九州史学研究会 編
ISBN978-4-87294-534-8 C3021、2008,12 9500円 (税別)
102)『北波多村史』集落編・民俗編 唐津市北波多支所2009.3
北波多の地名・610〜616頁、
調査者に記名が落ちているが、集落編、下竹有・行合野・恵木の調査を担当した。
103) 二つの従軍記(大原正和・松浦長彦・服部英雄) さようなら六本松編集作業での聞書、および収集し得た遺稿集の紹介『比較社会文化』15; 正誤訂正
104)大権寺の石塔の紀年銘
『棚底城跡。・大権寺遺跡』熊本県天草市教育委員会2009/3/31
105)『地域の歴史・生活文化と文化財』 雲仙の文化的景観『雲仙岳と岳の棚田』調査報告書
(平成21年3月)雲仙市文化的景観調査委員会、雲仙市教育委員会