服部英雄のホームページ

*QIRにこれまでの仕事のうち、刊行者(出版元)から同意が得られたものを順次登録し ています。

2011年度

119) 首羅山、背景の宋人社会と禅宗化(久山町教育委員会『首羅山』229〜233頁) 118) 久山の景観とくらし(久山町教育委員会) そのうち総説(全体の編集執筆は服部研究室、貴田潔氏ら) 117)沖ノ島・大島・小呂島――宗像社領の歴史と地誌(『宗像・沖ノ島と関連遺跡群』研究報告1)

(目次) 1 宗像大宮司とアジア  1−1宗像大宮司の国際性と宗像唐坊  1−2 筑前国高田牧・壱岐と宗像大宮司  1−3 小呂島  1−4 先端の島々 2地誌叙述の沖ノ島を読む  2−1貝原益軒と青柳種信ら、近世の沖ノ島記述から  2−2神島・沖ノ島と大島  2−3沖ノ島・大島・小呂島の地名 3史料  3−1オランダ商館長日記  3−2筑前国続風土記  3−3沖嶋勤記 116)朝鮮被虜人と殉死

北アジア文化学会(2011年11月29日 : 釜慶大学)報告要旨「前近代日本のチャイナタウン・コリアタウン」より一部を改稿, 電子版QIR登録のみ

2010年度

*QIRにこれまでの仕事のうち、刊行者(出版元)から同意が得られたものを順次登録し ています。2010年9月20日段階で論考24・紀要8登録、今後も数本登録します。

115) 中世小城の景観・海から考える

佐賀県小城市教育委員会『中世肥前千葉氏の足跡』2011/3/31 QIR 114)  2011.3 史料紹介 野戦病院・南支派遣軍第104D第2FL―昭和17〜20(1942〜45)年-

(『比較社会文化』17) QIR:http://hdl.handle.net/2324/19594 正誤 95頁 浦和港帰還→浦賀港帰還 補遺:独歩第241大隊第1中隊が中山大学に入ったのは昭和19年3月10日(『三ヶ根山百八観音建立記念誌』82頁による) 蛋民族は海運と水運が職業の賤民であるが、渡河のたびに世話になったものだ(同上96頁)。 抄録・キーワード・寄せられた読後感

113) 2010.11韓鉄(大宰府管志摩郡製鉄所)考―九州大学構内遺跡出土木簡―

『坪井清足先生卒寿記念論文集』 QIR:http://hdl.handle.net/2324/18608 抄録・キーワード

112)フロイス『日本史』V部80章 : 松田毅一・川崎桃太翻訳の検証

QIR:hdl.handle.net/2324/18350 1-14頁

川崎桃太先生・2011,1,24書簡によるご教示では、 高山右近と前田利家の関係が不自然な記述になっていた理 由は、フロイス原本にencostado(もたれかかっている)と あった箇所を、写本がencontrado(対立する)と誤記した ことが原因と考えられる、とのことである。2011、4、16 ――――――・――――――・ 正誤表(2011.07.07.QIR訂正ずみ) 12頁下から7行目 (誤)V 部13 章の記事は1591 (正)3部31章の記事は1591 (2011.10.19QIR訂正ずみ) 12頁、下から12行目 (誤)第3部31章(松田川崎訳では (正)Wicki本のV部37章、(松田氏が依拠する本では第3部31章、松田川崎訳では ーーーーーーー 111) 中世の時間−−−定時法・不定時法および常香盤について

科学研究費:基盤B、「非文字知社会と中世の時間・暦・交通通信・流通に関する研究」(代表者・服部)実績報告書(細井浩志氏、楠瀬慶太氏らの論考も収録) QIR:http://hdl.handle.net/2324/17911 1-18頁

その後に知り得た香時計(時香盤)に関する諸研究 ●神野善治氏の業績 1香時計(時香盤)について〜「時の民俗」の探求から〜  『民具研究』140号2009年9月 2香時計(時香盤)について(2)〜廻船「虎繁丸」の常香盤・音楽法要と時計香炉  『民具研究』141号2010 年4月 3香時計(時香盤)の史料と伝世品――平安時代から安土桃山時代までー  『民具研究』145号2012 年3月 永正十年の銘がある葛川明王院の香盤の検討が行われている。 ●『萩市史』第1巻、萩城の時報176〜179頁 萩城には大時計もあって県立山口博物館に現存するが(佐伯陽一「古時計の修復について」 『山口県立山口博物館研究報告』6、1980)、実際は実用的であった香時計による不定時法 が採用されていた。明け六つに点火し、翌日の明け六つまで燃やし、香の寸法で不定時法 に対応させつつ、時標板で測った。香の寸法をめぐる議論も紹介されている。


2012年度以降へ

しごとへ戻る