若木町上宿学生レポート 1999年 服部研究室実施


 聞き取り協力者 乙成弘雄氏
聞き取り者 中島裕蔵・野田和義  
 若木町上宿の実地調査レポート
1:水利について。
  若木町上宿を流れる川古川(山中川)は、昔は生活用水として利用されて
  いたそうだが、現在では川の汚染により、あまり使われなくなった。
  主な原因は河野上流にあるモーテルだそうだ。最近では泥のついた野菜を
  洗うくらいでしか利用しない、とのこと。

  現在の生活用水は、川の下流から水を汲み上げ、浄水場で利用可能にした
  状態で各家庭が利用している。

2:祭りについて。
  上宿が単独で行う焦り、というものは特に存在しないらしい。しかし、
  若木町全体として「湖水祭り」というものがある。

 若木の湖水集り
  本部ダムができた昭和62年から今年(99年)で13回行われる。
  催し物
  1:ロードレース
   2:物産の販売
  3:「日本一を食う会」
    若木のブタは日本一になった事があり、そこからこの名がついた。
    参加者に焼き肉を振る舞う、という企画。

3:上宿のいま
  田んぼの整地は昭和61、2年頃本部ダムの完成とほぼ同時期に行われ、
  それと同時に道路の整備も行われた。
  平成3年に、工業国地をつくるため、ホコノモト、タダゴェ付近の山が
  切り開かれた。

4:上宿のしこ名一覧
  オオギヤマ オオノバル カラスノゴキ カワクボ
    扇山  大ノ原        川久保
  カッチヤンガンバ スゲノ半タニ タダゴエ ナカシマ
   菅ノ谷    只越    中島
  ハヤシゾェ ホコノモト ミョウガノタニ
  林副    鉾ノ元      妙ヶ谷
 (カワクボ、タダゴェ、ハヤシゾェ(一部)のみ田畑。他は山。)

学生レポート一覧へ戻る