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大船山 なごりのキリシマツツジ   2011.6.25

朝起きたら8時。深酒をしすぎた。 今回の計画は前年6月12日三俣山のツツジが山頂部では全くつぼみであった ことから、全般に今年は花が遅いことを考慮したもの。いつもより半月遅れ。 1週間前は悪天だった。今回は散った花も多かったが、まずまず満足できた。 男池9時出発。そばばっけにはノリウツギが咲いているが、ドウダンツツジな ど散ったものもあった。そばばっけをあがっていくと、下半身を失ったクワガ タを発見。そしてまだ生きており、ツノを動かして威嚇するので驚いた。鳥に 食われ、鳥も食べづらい頭を残したのだろうか。下山時には全く動かなかった。 風穴手前の岩穴の冷気に驚く。風穴には雪が残る。リヒトを持って奥に入ると 養蚕会社時代の棚のあとらしき柱や木材があり、感動する。あの雪は毎年だれ かが入れるのだろうか。自然に入るとは思われないのだが。 サラサドウダンやドウダンツツジの花びらが地面に一杯落ちている。途中高塚 が見えて緑のじゅうたんに学生が感嘆の声。キリシマツツジやタニウツギもち らほら。風穴からの急斜面を3分の2ほどあがり、火口壁がみえはじめたとこ ろで、12時半。食事を半分とることにした。 降りてくる人にツツジはどうか。山頂まで行く価値があるかと聞けば、それはあ るとのこと。疲れていたが、がぜんはりきった。先週の平日に登った人もいて、 その時は、平治(ひじ)が満開、大船はこれからという所だったらしい。土日 は悪天だった。 降ってくる人はほとんど入山公墓所から登るらしい。男池コースは長すぎて、 降る人はいても登る人はいないようだった。 火口壁にいたるとガスのなかに大船山頂が見えたが、道は火口壁に沿って大き く北側を迂回する。ツツジもちらほら咲き出した。米窪の一帯が一番多い。 14時山頂、乾杯をした。ボウガツルのテントが見えたが御池は見えなかった。  下山時、風穴を過ぎたあたりで土砂降り。そばばっけは水が流れていたが、 渡れた。男池の遊歩道はみな水没。全員下山時6時半すぎ。荒天のなか明るい うちに下山できた。筌の口(uke-no-kuchi)温泉に入る。ここのお湯はいつ飲ん でもおいしい。(→百名湯へ)

福岡到着は11時を過ぎていた。ぼうがつるに下 山して法華院温泉に泊まるという選択肢もあった。


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