歴史の認識

 

 

畑津町波多津での現地調査

 

 

 

 

氏永　太光

楠窪　正和

大仲　修

僕たちは畑津町波多津に行ってそこの地名の由来や昔使っていた農機具についてお話を聞いた。現地に着くと周り一面緑だらけで家を探すのが大変だった。バス停の近くのお店にいたおじさんに今日行くことになっていた大久保さんの家を案内してくれることになった。おじさんのしゃべり言葉は方言が多くて何を言っているのか理解するのに時間がかかった。なんとか大久保さん家に着くと村の人が集まっていて、公民館でお話を聞くことになった。村の人が集まるとさまざまな話を聞くことができたが、そこでもやはり方言がかなり多くて大変だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

　最初に、地図を見せて地名の由来について尋ねた。しかし、肝心な地名のところが地図になかったりして相手側の人もショックを受けていた。悪いことをしたと思いながらも地図に書いてある地名について聞いてみることにした。一番印象に残っている地名はせんど屋敷である。そこの土地は昔は海辺だったらしく、船長さんが住んでいた。今では海水面がさがって海から離れた場所に立地している。また、みの木馬は昔焼畑に利用していたらしい。

 

次に昔の農具について紹介。

昔麦の実を刈るために利用されていた。 　　　　　 　　　　　　　　　　　

 

 

上の器具との違いは刃と刃の間隔が広い。これは稲の穂を刈るのに利用されていた。

 

次にこの地域で栽培されている農作物について紹介する。

これはカボチャの葉っぱ。

この地域では一番多く栽培されている作物の一つである。

 

 

これは見た通りスイカである。愛媛県の自分の実家でも栽培しています。

 

この農作物たちを支えている脇役がため池！！

干ばつなどの時、雨乞いなどをしていた。ダムなどはなく、ため池（清水谷など）を作っている。

また、瓶を使って水をためていた。

 

稲の病気は、いもちや稲熱病などがあり、台風と一緒に来る害虫などによって発生する。それを、竹ぼうきのわらバージョンで掃いて処理していた。また、昔は共同作業で田植えをしており、これを「かせい」と呼んでいた。田植えは、麦を収穫した後に行われており１１月、１２月に稲を植えて、５月に収穫していた。その時、早乙女が来ていた。牡丹餅が楽しみだったらしい。

 

　牛が多く、馬が少ない。牛の雄は力仕事で、雌は。また、牛鼻が敏感で鼻ぐりをつける。

　　　　　

牛のえさは稲のわらを切っている。米ぬかや米のとぎ汁をわらに混ぜて作る海馬桶にいれる。

～掛け声～　　牛

とうとう（左）　けしけし（右）　わぁ（止まれ）　

はいっち（進め）

 

また牛には次のようなものを付けていた。（鋤・・・）

馬には掛け声はなかった。馬は毎日足の裏の馬鉄を洗わないと病気になったりして、毎日歩かせて足を強くしたり、蛭もつきやすいといった問題もあった。

 

 

 

 

 

 

 

卍田島神社卍

ＩＮ　　ＴＨＥ　　ＴＥＭＰＬＥ