佐賀県唐津市鎮西町石室・城ノ元
1LA97021 石井麻衣子
1LA97052 江富真理子
1. 鎮西町城ノ元地区
話者:坂本重幸さん(1942年生まれ)
・しこ名というと「「あざ名」なら分かるがねー」と言われた。また、ここの地区では、屋号=あざ名として使われていることが多かった。
田畑
城の元地区のうちに
トウリヤマ(通山)
ウツゲガワ(ウツゲ河)
モチダ(持田)
ハヤケタ(早ヶ田)
ウシロヤマ(後山)
マルオ
ヘントウ(辺当)
ヤマヒラタ(山平田)
マエタ(前田)
山
城の元のうちに
ジュウガホウ(十ヶ峰)
道
タイコウドウロ(太閤道路)・・・秀吉が通った道。
地名
城の元、名護屋
秀吉が城を造る際に、その候補地として2つ地区を挙げていた。最終的に城が作られた方の地名が名護屋であり、城が造られなかった方の地名が現在「城の元」と呼ばれている。
共有林
・村共有の山は、現在では存在しておらず、私有林となってしまった。
・今はジュウガホウ(十ヶ峰)の近くに、青年の共有林が存在。