1LT97063 佐々木史子 1LT97103 中村友美
話者:野崎重保(昭和26年生まれ)
○1日の行動記録 朝 8:30 六本松出発 11:00 赤木に到着(バスから降りた地点から1km近く離れた場所) 藤田工務店のおばさんに小笠茂さんを紹介してもらう。 11:20 小笠茂さん宅へ伺う。 11:40 日高さんのお宅に伺う。 12:30 道端で昼食 1:00 竹下敏男さん(農業委員)宅へ伺う。→留守だった。 1:30 野崎重保さん宅(日枝神社の神主)へ伺う。 2:30 竹下農機店を紹介してもらう。→留守だった。 3:00 坂本勝治さん宅へ伺う。→留守だった。 4:05 屋形のAコープ出発 6:30 六本松到着
○しこ名 田畑 小字 柳の元(ヤナギノモト)→北田 上ノ松→ウエマツ 中田(ナカダ)→田ノ頭(タノカシラ)
残りの田畑は小字(地図に記されている)通りに呼ばれていた。 *小字の宿(シュク)という所は昔宿場町があったためこの名がついた。
○入り会い山はあった。
○村の水利 水田にかかる水は溜池から引水されている。 溜池の名前 赤木溜 もう1つ名前はないが、小さな溜池がある。 赤木溜は唐津の松浦川とパイプラインによってつながっている。水利をめぐる争いはなかった。(赤木は比較的水に恵まれていた) そのため水に恵まれていなかった呼子町に赤木溜から飲料水用として水を流していた。
○村の耕地 米がよくとれるところと余りとれない田はあった。場所によるものであった。しかし、水田整備があって以後は良田・悪田の差はほとんどなくなったということであった。
○村の祭 正月1日・・・歳旦祭 2月11日・・・紀元祭 4月頃・・・春祭り 八天宮祭(火の神様を祀る) 祗園祭 10月頃・・・秋祭り 新穀感謝祭 猿祭り・・・猿田彦をまつる。 12月頃・・・歳末祭り
○村の道 〜のうちと呼ばれる道は存在しないらしい。
○村の伝説 加藤清正がこの付近の山に祀られているという話も・・・。(小笠茂さんの話による)
○村の範囲 赤木、森、宿 県道唐津、呼子線が境
○反省と感想 事前の連絡がうまくいかず、12月23日ということもあって留守の方が多かった。家と家の距離が思っていたよりずっと離れていて、移動に時間がかかった。また、犬を放し飼いにしているお宅が多く、牛におびえながら歩くことも多く、大変だった。そんな中で村の神主さんはとても詳しく興味深い話をしてくれた。突然の訪問であったにもかかわらず神主さんを始、赤木の人たちは親切に接してくれた。調査だけでなく村の人々と接することも大切な授業の一環なのだと思った。 |