【東松浦郡相知町平山下・麦野】
1LA97142図師 優、1LA97167問端 圭
聞き取りした古老の方々 岸川 正さん 岸川徳美さん 井上さん 波多 孝さん
●用水
●祭祀
●村の農業 ・昔は肥料として馬の堆肥や自分の山からとれる草を用いていた。近くの炭坑に人糞を取りに行ったりもした。今は化学肥料ばかり。 今は兼業化や高齢化が進んだため、裏作はほとんど行われていないが、昔はたまねぎを中心として、ばれいしょ・野菜・麦などが作られていた。表作は60kgで19,000円〜20,000円くらいの米、「ひのひかり」。
・村全体は石炭で明治維新前まで盛えていたが、今日は人口も減り、戦後は45戸あった農家も今では12戸まで減っている。この村もやはり後継者不足であり、他の地域から人々が小作を行っている田畑が増加している。人口減少に関しては、今のところ村としては何の対策も考えていない。
・1994年の大旱魃について 平山下や麦野においては、平山川により特に被害を受けることはなかったらしい。しかし、やはりある程度は水量が減ったため、国からの補助金や共同購入などでポンプを手に入れ、井手から取り入れられない分の水を直接水田に引いた。 ちなみに、平山川はコンクリート工事の際の手抜きで水深がかなり浅くなったそうである。
●村のこれから ・農家の減少 ・高齢化 → 一人暮らしの増加 ・後継者の減少 これらのような、過疎化が進んでいる農村に共通するような意見が多かった。「このままホノボノとしているのが一番だ」という意見もあった。少し気になるのは、川の工事に対する不満が少々あったことだ。
6月29日行動記録 ・平山下、宗田酒店前下車 ・岸川徳美さんにお話を聞く。岸川 正さんを紹介してもらう。 ・岸川 正さんにお話を聞く。航空写真を見せてくださる。 ・区長宅へ行くが、留守。 ・県道平山相知線を歩いて麦野へ。途中、通行中の方の話を聞く。 ・波多 孝さんのお宅で話を聞く。 ・平山川の川原で休憩。 ・区長宅へ。お話を聞く。 ・集合場所へもどる途中、いろいろな人のお話を聞く。 ・宗田酒店の店主とお客としばらく話す。 ・帰宅。 |