【神埼郡三瀬村岸高】 歩き、み、触れる歴史学 現地調査レポート 1MD96002 渥美和重 1MD96029 鍵本忠尚 行き先 佐賀県神埼郡三瀬村岸高 古老の名前 江島琢次さん 松瀬徳英さん
しこ名一覧(田) キツネイシノ谷 ヨシノ平(発音:よしのじゃあら) ミイトイ 意味:すごい湿田で入ると耳まで浸かってしまうので“耳取り”。それが訛って“ミイトイ”となった。 タバル 八田 オオチノハル ウラヤマ サクラアザ ヒラキダニ(シラキダニ) 以上
当日の行動 7月7日(日曜日)、午前10時に出発。知り合いの車で送ってもらって、11時30分に岸高到着。まず、はじめに、三瀬村役場に行ってみる。住宅地図を持っていくのを忘れていたので、住宅地図をそこで手に入れて、村に詳しい人の家を尋ねたら、区長、生産組合長の家しか分からなかった。公民館に行くように勧められた。 そこで、次に公民館に行って集めてみると、ここあたりは新しく入ってきた人が多いとのこと。比較的古い人として江島琢次さんを教えてもらった。 江島さん宅に行ってみるとお留守だったので、生産組合長の福川一吉さん宅、区長の無津呂七夫さん宅へ行ってみたが、どちらも留守であった。 ここでお腹が空いてきたので、Aコープ三瀬で昼食をとった。そこで会ったお年寄りの方に田んぼのしこ名について尋ねてみると、その人は平松というところに住んでいるらしく、そこには“ヤナギダニ(柳谷)”“サキヤマ”“小倉”などがあるらしい。 昼食後、再び江島さん宅に行ってみると、会えることは会えたがしこ名など知らないと言われてしまった。江島さんの紹介で松瀬さん宅に行ってみたが留守であった。仕方がないので老人憩の家にてみたが、だれもいなかった。道には人っ子1人いなかったので寺田酒店に行ってみた。 そこでおばさん(40代ぐらい)、 6つのしこ名(タバル(田原)、八田、うらやま、おおちののハル、さくらあざ、ひらきだに)を教えてもらったが、場所がはっきりと分からなかった。園田さんに山本薬店の人が知っているかもしれないと言われた。 山本薬店に行ってみると、ご主人は夜にならないと帰って来ないそうだったので、奥さんに話を聞いた。田んぼの正確な場所や名前の由来を教えてもらったが、その田んぼはすでになくなってしまっていた。 最後に、もう一度松瀬さん宅に行ってみたが、やはり留守であった。すっかり疲れてしまったので、あまりしこ名を集めることができなかったが帰った。
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