【杵島郡白石町太原下・遠江下地区】

<担当>

1LA97076   兼清賢

1LA97082川添竜二

1LA97114   斎藤司

＜聞き取りをさせていただいた方＞

黒木政憲さん　昭和2年生まれ

川崎正己さん

川崎東さん

田中千松さん

 

＜行動記録＞

(AM9:00) 天神を出発

(AM11:00) 現地に到着

(PM12:30) 昼食をとった後、場所の確認をしてから北川・五反田地区の友人と別れ調査開始。

(PM12:30-PMI:30) 話を聞いて回るが、特に収穫はなかった。

(PM1:30-PM3:00) 黒木さん宅にてお話をうかがう。

(PM3:00-PM5:00) さらに家を隅る。川崎正己さん、川崎東さん、田中千松さんにはお宅にお邪魔してお話を伺ったが新しい惰報は得られなかった。

(PM5:00) 北川・五反田地区に行っていた友人達と合流。調査を終えて帰路につく。

(PM8:00) 天神に着く。解散。

 

＜しこ名について＞

調査地域              小字       しこ名

太原下    田畑       −           −

遠江下    田畑       二本柳    −

                            三本柳    −

黒木さんにお話を伺った時に、二本柳、三本柳より小さな単位の地名がないか、あるいはこの一帯で通じる地名はないかたずねてみたが、分からないとのことであった。

ほかの方々の話も伺ったが、黒木さんに教えていただいた情報の範囲内だった。

 

〈水利について〉

用水源	共有しているほかの町
3ヶ所のため池(永池)	北方町、福富町の一部
昔の配水の慣行・約束事	昔の水争いの有無
ため池を作る資金は、各村の田畑の面積に応じた。	配水の割合についてあったとのこと

※六角川の水は、塩分を含むため使えないそうである。

 

＜村の経済活動について＞

昔は、米以外の現金収入源としてレンコンが作られていた。

 

＜他村との交流＞

六角川が水運に重要な役割を果たしていた。他地域との交流も、この川を通じて行われた。

 

＜現地調査についての感想＞

白石町は私達が想像していたよりもはるかに発展していた町であり、前期に行った浜玉町とは比べものにならないくらい開けていた。そのため、家を訪問するのは結構簡単であったが、昔を知る人が少なく調査に大変苦労してしまった。特に、しこ名については知る人が全くなく、思ったように成果が上がらなかった。だが、現地の人はとても親切であった。結果は乏しいものとなってしまったが、何かよいものを得たと思う現地調査であった。