【杵島郡白石町下蓑具地区】

歩き・み・ふれる歴史学現地調査レポート

1PS96082 吉崎慎一

1PS96048 中川慎介

お話しをして下さった方

杉原敏文さん

井口のりあきさん

他 道でたずねた人3名

 

 下蓑具では電話で連絡をとるときから、しこ名はしらない。字名ならわかると言われ、結局連絡をとったすべての人から区長の小松毅一さんが詳しいのではないかと言われ、連絡をとりうかがうことを告げた。

 

12月14日の行動記録

 11時30分すぎに到着し、これからうかがうのは失礼だということでとりあえず小松毅一さんの家に電話をするが、だれもでない。昼食をとり1時すぎにもう一度電話をするが、やはりつながらない。そこで近くの家に入り話を聞くがしこ名はしらない。字は下一本松から十一本松まであると言われる。地図にその範囲をしるすが、意味がないことはわかっている。小松さんの家の位置を聞いてたずねることにした。途中で、道にあった人に聞くが、字名しか分からないと言われる。小松さんの家に到着したが、中には誰もいなかった。これでアポなしで調査を行わなければならなくなった。

 結局、最後の家となる杉原さんの家まで何人かにたずねるが、しこ名は分からないと言われる。杉原さんのお宅でも同じではあったが、字名について役場にあるような資料をみせてもらう。そして、その記録が別紙のとおりである。

 おそらく、私が思うに明治頃使われていたしこ名は、この下蓑具では覚えている人は少なく、電話連絡のときも話してもらったことだが、字名は登記簿に記録される前からこの村では使っており、しこ名よりも字名の方が親しみやすく、覚えているのだろう。



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