【多久市西多久町駄地・谷】 現地調査レポート 1EC95072 貞松友広 1EC95076 重田純人
○谷 ・クリークなし ・去年未曾有の年はやはり断水が行われ、時間給水などが行われたが、ほぼ部落の水道源は全廃で、地下水をポンプアップしてなんとかやった。その時に起こる問題としては水利権のことで、他部落とのかけあいもあったが、地元の人情などもあり大目にみた。 ・村の共有林は存在する。地図記入(地図は佐賀県立図書館所蔵) ・この村では特に米がよくとれたり、また逆にあまり穫れない田んぼなどはない。 ・裏作はなし。 ・戦前には肥料として石灰、硫安、過リン酸石灰などが用いられたが、多くは牛の堆肥であった。 ・今後の村のあり方としては、このままの姿でいたいらしい。 ・しこ名 草木原 西山田 八幡岳 上水道■■(判読不能) 共有山林 水下川 水下 寺ノ裏 西久保 川頭 梅川 山神 雨降り通り 梅 獅子田 なまず■(判読不能) 西原井■(判読不能) 話し手 尾形一生さん 大正13年12月生まれ
○駄地 ・水源としては高地瀬にある丸田ため池 ・堤の溜池を利用しており、その他は自然の雨水など補っている。 ・共有山林は存在し、位置的には上の手の丸田ため池付近である。 ・収穫の差としては、高地は低地ほど穫れない。それは水が高地の方が冷たい為である。 ・戦前の肥料としては牛糞、鶏糞などである。 ・余談で昔は一家に一頭の牛がいたため、それで肥料を賄っていた。 ・ しこ名は地図に記入。 話し手 尾形行雄さん 大正10年2月 尾形康彦さん 昭和22年9月 |