【佐賀市高木瀬町川原屋敷、上高木地区】 現地調査レポート 1MD96051■ 瀬川祐一 1MD96097■ 吉田倫太郎 佐賀での行動記録 私たちが調べたのは、川原屋敷と上高木である。まず、川原屋敷に向かった。地図をみながら、すんなりたどりついたもの水田らしきものは1つもない。とりあえず古い建物が立ち並ぶ一帯を一周してみる。 庭の手入れをしていた老女を発見し、話しかけてみたがなかなか話がわかってもらえず、水田のことについても何も知らないとのことだった。さらに30分ほど歩きまわりようやく主婦をみつけた。昔から住んでいる方として、高柳さんを紹介されたので、お宅へうかがってみた。 身分と目的を告げ、お話をうかがいたいといったところ、お家へあげてもらい話をきくことができた。が、おじいちゃんがすでにかなりのことを忘れてしまっておられて、おばあちゃんも神戸からいらした方だとのことでなかなか聞き出すのに苦労した。おまけに3人の息子と孫の話まで何度も聞かされて2時近くまでお邪魔することになってしまう。そこで聞いたことは次のようなことである。 村の名前 しこ名一覧 川原屋敷 エノキマチ、ヒデンジ、カミヤグラ、ナカヤグラ、シモヤグラ(場所不明)、ウエキマエ(植木前)、ロクノツボ(六の坪) そこで松田さんという方を紹介していただいて、その方に聞いてみた。松田たかおさん(78歳)にうかがったことは次のようなことである。 村の名前 しこ名一覧 上高木 ススキヤボ、オオテキ 用水路:用水源 ? :多布施川 (カイマチという名の用水路アリ)……川原屋敷との境界 北半分の土壌が砂っぽい。南半分は良田 調査が終わったのは午後4時すぎだったので佐賀医大に行っている友人に電話をして車でバスを待つ所まで送ってもらった。 |