【佐賀市高木瀬町平尾、三本松地区】 1EC95188■ 幸佐妃子 1EC95191■ 横尾有紀 ○平尾 ・60歳の久保さん(男性)にお話を伺った。 ・平尾の部落は、360年前あたりから作られたそうだ。 ・平尾の水は、市の江川幹線水路からひいている。(頭首石(とうしこう)と呼んでいる) ・戦前の肥料は、尿素、カリ、タンピなどを配合したものや、わらや川のゴミをさらって作っていたそうだ。そのため、1月、2月はクリークのゴミ上げが行われる。 ・終戦30年ごろから、機械化してきた。 ・平尾の辺りの田はほとんどが良田で(約95%がそうである)裏作はできる。 ○三本松 ・現在95歳である宮原薫さん(男性)にお話を伺った。 ・三本松の方では多布施川の上流であるイシイビ川から、途中で五領という村付近で水を他の村々と共有しているのでクリークは使っていない。1994年の干ばつの時の水対策も日割りで五領の部落と交渉して水を使った。また三本松のほとんどの田は平尾と同様に裏作ができるらしい。 ・昔と今を比べると、機械化されてきたことが挙げられる。 ・村の姿の変わり方についてうかがったが、都市化されていっているように感じるそうで、土地を売らざるを得ない状況にもなり、また若い人達はよその土地へ働きに出るようになって、農業は少しずつ衰退へと変貌しているのがつらいそうだ。 |