現地調査レポート/小城郡小城町/円光寺・中善寺

 

<調査者>

小川 雄大

小倉 一郎

柏木 太一

 

 

<しこ名>

 すぎさし    杉差(刺)し

 よこわ

 たてわ

 くろやま

 くえもんやま  九ェ門山

 じおんぼう

 ふっかわち   深川

 きしんした 

 ごうのきのまえ 郷の木の前

 ごんげんめ

 じょうだくま  上田隈

 ばんしょ    番所

 でくち     出口

 ほうまんさん  宝満山

 しんがい

 よこて     横手

 

<円光寺>

過去に二四水と二八水があり、公民館や、整備されていない家屋などが流された。しかし二八水の時は無事だった。渇水の時は井戸水で十分だった。水車小屋の跡もあり、水に対する準備は万全であった。

 (相原一郎さん)

     二四水とは昭和24年8月15日におこった洪水。

 

<中善寺>

笠頭山付近はむかし金を採掘していたので“金山”と呼ばれている。中善寺は上流のほうに位置しているため、水には不自由しなかった。しかし、昔は水が不足している時は、下流の人々がこっそりとせきを開けに来た。ほとんどの田は今ではみかん畑になっている。

 (北島 正行さん)



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