16組 鈴木 貴顕 執行 康成 レポート 今回の行き先 芦刈 浜中 川越 虎坊 訪問した宅 岸川さん(浜中) 樋口さん (立野) 森永さん(〃 ) 松富強さん(〃) 松富重之さん(〃) 中原さん(川越) 江頭さん(〃 ) 田代さん(虎坊) 南里さん(〃 ) 森永さん(八枝) しこ名の一覧 足溝 (浜中) 浦江越 (川越) げにゃ (〃 ) 江越 (〃 ) 観音潟 (〃 ) 北平 (〃 ) つぶけ (〃 ) 搦 (〃 ) 八反角 (〃 ) 四ノ割 (〃 ) 松篭 (虎坊) 西袋 (〃 ) 十ノ割 (〃 ) 船屋搦 (〃 ) じゃーじょ(〃 ) 七ノ割 (〃 ) 沖神搦 (〃 ) 当日の行動 自分たちの組は浜中、川越、虎坊の3ヶ所でとても遠く、そして3ヶ所ということで、とても大変であり、苦労した。いろいろなことを聞きたかったのだが、そうしていると時間が全く足りなくなりそうなので、とにかく田ん中のしこ名を聞くことに全力をそそいだ。 浜中 最初うまくやり方がつかめずうろうろしているのみであったがとにかく区長さんのいる岸川さんの家を訪ねてみた。あいにく区長さんはいらっしゃらず、同居している方に話をきいてみたのだが長々と話をした割には成果を得ることができなかった。けれども森永さん、松富さんなら知っているかもということで、訪ねたのであるが、このお二方も何も知らず結局もう1人の松富さんの家を紹介されてそこに行くことにした。「役場にいくといい」と言われ、なかなか自分達の言っていることを理解してもらえず、とても苦労したが最後に足溝のみを教えてもらった。あとは、また役場に行け!と一点張りでついに浜中をあきらめざるをえなくなり、しぶしぶ川越に行くことにした。 川越 川越に行く途中、2人の年配者(年は多分60歳代)2人にあったのでしこ名についてきいてみたのが、その方々もあまりよく知らないということを言い、もっと長老の人のところへ行った方が良いとうことを言われただけだった。しょうがないので区長の中原さんのところをたずねることとした。けれど中原さんは自分のお仕事に忙しいらしく、「その辺のものでもわかるのでどこか他の家へ行ってくれ。」と冷たく追い返されてしまった。とうことで、中原さんの家の近くの江頭さんの家へ行ってみた。そこには高齢のおばあちゃんとその息子夫婦(40歳前後)らしき人々がいた。そのおばあちゃんは例のごとく、地図を見るのが面倒くさいらしく「よくわからない」の連発だった。けれどもその息子さんが出てきてくれて地図の位置を確認してからはその息子さんとおばあちゃんで川越周辺のしこ名について思い出し思い出しであったが、教えてもらうことができた。 虎坊 そしていよいよ最後の虎坊であるが、ここは一苦労であった。最初は一番近くの家の田代さんの家に行ってみたのであるが、ここのおばあちゃんも地図をみることすらしてくれず南里さんの所へ行ってみろ!といわれてしまった。今度は南里さんの所へ行ったのであるが、南里夫妻も協力的になってくれず「そんな事は明日役場に行ってきいてくれ」ということでどうしようかとおもったのだが、ねばっていると「そんなに知りたいのなら八枝の森永さんの家に行ってみろ」と言われて急きょ八枝に行くこととなった。ようやく八枝の森永さんの家につくと、おじいちゃんはちょっと前に家を出たらしく、そこにはおばあちゃんしかいなかった。するとおばあちゃんは「自分はよくわからないから、立野の樋口さん(97歳)のところへ行っては」と言われ、長老の樋口さんのところまで足を運ぶこととした。97歳の年齢から期待していたのだが、樋口さんは自分達の言っていることを全く理解してもらえず全くコミュニケーションのとれることのないままその家を後にすることとなってしまったのだ。いよいよ、やれる策はつきてしまったのだが、森永のおじいちゃんが帰ってきていることを願い、また立野の森永さんの家へと歩いた。すると帰ってきたばかりらしくようやく虎坊のことについてのしこ名を教わることができた。 これで、ようやく終わったのだが本当に大変であった。とにかく歩き回り聞きまくりでひどくつかれた。あまり多くはないがしこ名をきけたことにはとても満足している。 |