【佐賀郡大和町佐熊地区)】 歴史と異文化理解A(服部先生)現地調査レポート 1EC95153 升田一広 1EC95169 村川健太 調査地大和町佐熊協力者島崎さん<昭和3年(1928年)>生まれ。 T しこ名について 1)由来について(しこ名の位置は地図参照。 (地図省略、佐賀県立図書館所蔵) ・西田(にしだ)〜佐熊地区の東方にある久地井地区から見て西方にある田圃だから。 ・上郷(かいごう)〜佐熊地区からみて北(上)綿きあるから。 ・若宮前(わかみやまえ)〜若宮神社の前にあるから。 ・一之江(いちのえ)〜昔昭和20年までは一之江という地区があったが、水害で今はもうない。 ・中つる〜堤防(つるといったらしい)よりも中にあるから。 ・土井端〜堤防(土井)のちかくだから。 ・土井外(どいほか)〜堤防の外にあるから。 ・前田(まえだ)〜佐熊からみて前(南)にあるから。 U 水利について 佐賀平野は昔に比べると、その様相は一変しており、用水路などは近代的になっている用水路は、嘉瀬川の川上頭首工(地図参照)から佐賀平野全域に地下トンネルで整備されている。また水量を調節するバルブの開閉は水争いを避けるため個人の使用は不可である。一昨年(1994年)の大干ばつのときは、近代的整備をしてから始めて水不足に陥り、足利地区には水が行き届かなかった。おそらく30年前のときではダムがなかったので、半分以上の収穫がなかったはずである。 V 佐賀平野でのこれからの農業の諸問題 @後継者間題 A機械化によるコスト増 B干ばつとそれにともなう淡水あお〜筑後川の水量が少なくなり、有明海の塩水が逆流してきて川が塩水化して農作物に被害がでること。 Cコメの輸入自由化 それぞれ重要な問題だが、農業は国のいしずえだと心に刻んで政府はこれらの難題を真剣に取りくんでほしい。 |