【佐賀郡大和町北原地区】 現地調査レポート 1EC95227 久保大輔 はじめこまかな住所が分からなかったため、数十分家の表札をたよりにして探し回りました。そして同じ名字の人を見つけたので話を聞かせてもらいましたが、この方は訪れる方とは違う人でした。しかし、この方から手紙を出した方の家を教えてもらい、それに従って出ていきましたが何処で間違えたのか迷ってしまい、近くで農作業をしている人にまた聞いて、ようやく一軒目に着くことができました。 その方は裏のビニールハウスで作業していましたので、その間に奥さんから話を聞きましたが、詳しい事はしらないということでした。そこで、近くの神社にまつわる話をお聞きした後、作業場所へ連れて行ってもらいました。そこには友達の方も来ていて二人の方から話を聞くことが出来ましたが、一本松、二本松としか聞くことができず、昔からそう呼んでいて、外の呼び方は知らないと言っていました。 そこで2軒目に行こうと思い、住所を聞いたら友達の方の息子さんだということが分かり、2軒目はすぐに分かりました。2軒目の方はしこ名をご存じで5つほど覚えていて教えてもらいました。北原の方は知らなかったので、それに詳しいという方を紹介してもらい、3軒目に行くことにしました。その方は85歳ほどでしこ名を知っていましたが、7つほどしか覚えていなくてあとは忘れてしまったと言っていました。クリークについてはどの方も知りませんでした。 計20ぐらいしか聞くことができませんでしたが、目的とは違っていろんな話を教えてもらいました。知らない土地でしたが、家を探すために行ったり来たりしたので、最後の方は慣れていました。滅多にできない経験ができたと思います。 1EC95339 黒田英俊 私が訪ねた大和地区北原の江原常雄さんの所では、ちょうど今、イチゴを作っているところだった。 江原さんの話によると、北原の畑のしこ名が一本松や一本杉と呼ばれる以前のものを知っている人はもういないということだった。 クリークの水は、山の谷に集まる水を大堤などの堤に引いて、その水を畑やビニールハウスに利用しているということだ。 久池井地区の上瀧さんの家で、北原で最も長寿の88歳の平原順三さんを紹介してもらって、もう一度北原のしこ名を聞いたが、もう子供の頃のしこ名は使っていないので、忘れてしまったということだった。 今回行った地区の人は、みなさん親切で調査しやすかったが、あまりしこ名は分からなかった。 |