【佐賀郡大和町久留間、今古賀地区】

歴史と異文化理解A現地調査レポート

943263 徳田信洋

 

班員の入れ替えで35班は4人編制となったため、現地で二手に分かれて調査した。

 

久留間地区  担当 徳田、辻上

 割り当ての山王地区を回ったが「しこ名はない」とか「知らない」と全員がこのようなことを言われた。唯一「南の方にならある」という情報を得たので、久留間地区に移動した。徒歩15分。

 入口にあった大きな家を訪ねたがそこは農家ではなかった。次に訪ねた農家ではおばあさんが地図を何度も回しながら考えてくれたが、地図が回る度に「この場所はここだから」というその家の位置が変わってしまい、結局ほとんど分からなかった。

唯一「はっただというのを聞いたことがある」とのこと。そのおばあさんが「この先ののぶいちさんだったら知っていると思う」と言ったので訪ねたが、そのおじいさんも「知らない」とのこと。のぶいちさんに今までのいきさつを話すと、「入口の大きな家の地区長の家」とのこと。農家でなくても地区長になれるのかと知ってびっくりした。

 ところがその地区長(50代前半に見えた)も知らなかった。地区長は「村の一番奥に池田伊吉さんという方がおられるのでその方に聞けば知っておられるのでは」とおっしゃった。わざわざ電話で連絡までして下さった。おかげで伊吉さん方ではスムースに話が進んだ。(結果は地図に記載、佐賀県立図書館所蔵)

地区長さんはこちらのことを心配してくださって、こちらが帰るときに「うまくいきましたか?」と聞いてくれた。大変感謝したい。

池田伊吉さん 76歳。

 

今古賀地区  担当、山本

 久留間に比べると地域も狭く、しこ名も少なかったようだ。



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