【佐賀郡大和町福田、国分地区】

歩き、み、聞く歴史学現地調査レポート

1MD95046 富岡慎一

今回僕たちは佐賀県大和町のしこ名調査に行ってきた。

福田は国分に比べれば狭く、そのしこ名も得たものは少なかった。国道沿いの田は住宅地となっていた。水はうどんやん川から得ているようだ。その水は金立幹線水路を通って金立→上九郎へと流れていく。昔は水番が下の村から来ていたらしい。

国分では多くのしこ名を得ることができた。また、その由来もいくつか聞けた。条里制の名残と思われるしこ名もいくつかあった。国分の南は昔堤防だったようで、佐賀市へ流す水量の調整が行われていたそうだ。

また国分は地下水が豊富で、他の村が干魃になった時にも豊作であったという。調査したしこ名は地図に記入した(地図省略、佐賀県立図書館所蔵)

佐賀の人は温かく誰に聞いても快く相談にのってくれた。また、昔の農村の様子もよく分かった。



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