【佐賀郡大和町下於保地区】 現地調査レポート 1EC95115 中村 美保 1EC95119 新居久美子 <集めたしこ名> えびす ぜんこうじ たかいび たかのう つきやま ふけなか ほんそんごもり みょうけん みょうけんごもり もろくま ろくた 以下、下於保の生産組合長による話の要約 1 村の水利のあり方 ・昔は水田にかかる水は嘉瀬川から引いていた。 ・昭和30年くらいまで水争いがあっていた。 ・現在は北山ダムから水を引いている。 ・昨年、芦刈水道の上にいる百姓が水を盗み、水争いが起こった。 2 去年の水対策 ・時間給水により5町村(大和町、三日月町、牛津町、久保田町、芦刈町)で水を共同利用。 ・貯蔵庫に溜めた水を5日に一度、1時間で使用した。 3 乾田と湿田 ・地図に示した乾田の地域は昭和20年、24年の川の氾濫により、良質の土砂が堆積したため、年度分の多い肥えた土地となった。(地図省略:地図は佐賀県立図書館所蔵) ・一方、湿田の地域は土が砂地であるので、1俵=60kg分収穫が少ない。 4 今後の日本農業 圃場整備によって全て乾田にしたため、仕事が楽になった。しかし、その分収穫を上げなければならない。また、外国と競争しなければならないので、そのためには 1. 農家が個人個人で組織になる。 2. 小さな農家が集団で組織になる。 という方法で発展していかなければならない。また、誰かがリーダーシップをとって協調性をもつことも必要である。 お話を伺った方 大和町上於保 福山澄夫さん(昭和6年生まれ) 下於保 金丸輝雄さん(昭和16年生まれ) |