【三養基郡上峰村八枝地区】 歴史と異文化Aレポート 1AG95157■ 陣やくるん 1AG95161■ 辻 貴子 1AG95164■ 鳥羽真理子
八枝地区の区長さん江島昭雄さん(65)のお宅を伺ったところ、当時のことに詳しい江頭和人さん(64)、江頭正弘さん(57)を紹介してもらい、3名の方に話していただきました。 先方が拡大地図や色分けした水路の地図などの資料を用意されていたので、それも利用してお話を伺いました。 1 しこ名について 教えていただいたしこ名は地図上に赤で記してあります。(地図は佐賀県立図書館所蔵)その内で「まついだ」という所は村の共有地だそうです。 2 水路について 地図上には青で記してあります。河川、堀の主なものに「たっちょ堀」「えごし(六田川)などがあります。堀などに貯えられる用水は主に六田川、外記の溜池から引き、また「アオ」で賄われています。 「アオ」とは海水の干満を利用し、満潮を利用し満潮のとき、有明海からの川を押し上げられてくる淡水のことで、これをポンプで各の田に入れます。「アオ」は1日何回もあるそうです。 また六田川はもとの幅が10m程度であったが、圃場整備のあと30m程に広がりました。六田川上流にある揚水機(ポンプ)は、圃場整備前は使用されていたが、現在は使われていなく、下流のポンプは現在も使用されています。 水門は井樋と言います。 地図上の紫の枠で囲まれてあるところは昭和43年にモデル事業として構造改革事業が行われた場所である。また、「おとみやさん」付近は昭和49年頃構造改革事業が行われていました。 圃場整備を行うにあたっての要項を教えていただいたので、その資料は下記のとおりです。 事業名 県営土地改良事業(圃場整備事業) 地区名 三養基西部地区 事業主体 佐賀県 受益地域 佐賀県三養基郡上峰村、北茂安町の一部 面積 田410.0ha, 畑−ha, その他69.1ha, 計479.1ha. |