佐賀の現地調査

武藤(たけふじ)江上(えがみ)

 

<調査者>

久我高広

 

<武藤>

場所確認とその他のしこ名についてうかがった。

 

分かったこと

ソリノウチ=ソウリ屋敷

イリエボイ=コウカエ(コウカイリエの省略)

リュウガクとカワダ(入力者注「カクダ」カ、のところ)は別のもの

地図上の南佐賀も昔は武藤であった。

位置は地図(佐賀県立図書館所蔵)を参照のこと

 

新しく分かったしこ名

ゴウグラ(郷倉)←バケモンヤシキとも言われていた

マイレガワ(馬入川)←農耕に使った馬を洗う洗い場があった

インニャク←小さなほこらがあった

ガッコウノテ(学校の手)←学校への道

ゴウザカイ(郷境)←郷の境

 

 

<江上>

分かったしこ名

ハビロ  

レンボイ(蓮堀)

トクヨン

キワラダ(木原田)

レンボイウチ(蓮堀内)

ジュウハチ(十八)←川

ジュウロク(十六)

ヤシキダ(屋敷田)

シマダ(島田)

ドーシンバシ

カキダ(柿田)

ミチエゴ

 

ドーシンバシでは昔、タヌキやキツネが人を化かしていた、近くにどんぐりのなる木が3本あったらしい。轟木さんも学校帰りに肝試しと、近道を兼ねて通ったそうだ。

 

 

また、現在の福満寺の辺りまで昔は海だったらしく、エガミツという港であったらしい。

また、ミチエゴというのは佐賀江川から水をひくもので、成富兵庫茂安が関係しており、潮の干満を利用したものだったらしい。

また、福満寺の由来も聞かせていただいた。日枝神社が福満寺の守り神として作られたと聞いて驚いた。

 

 

感想、自分の近所のことをたくさん知ることができ、とてもよかったと思う。今まで、近所の地名や神社といったものを軽く考えていたが、11つに歴史的意味があったことを知り驚いた。



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