【杵島郡白石町築切搦地区】

現地調査レポート

後藤康

田尻賢一

 

お話を伺った方

白須直人さん

(昭和50年生)

 

◎水利について

 水源

・焼米ダム(溜池)105万トン

  水を供給している組合員 約1000人

  800町の田んぼに供給

  北有明中心 3ヶ村共有

 ・深井戸 1号(太原中)、2号(太原下)、3号(八の割)、4号(塩田搦)、5号(大角)、6号(一の篭)7号(横手下)、8号(横手上)、9号(遠江上)、10号(太原上)、11号(大井)

 ※ダムの水が不足したので井戸を掘った。

 ・溜池

 

 負担金に応じて水を分けていた。最初、溜池の水を特定の地域に送っていたが途中の人々が水を盗むので、水が不足して困っていた。水番を要所に置いたりしたが、途中の村の人々に金を1割2分5厘出させ、水を1割供給した。金を多く出させたのは、加たい金意味があった。

 去年の干ばつも井戸があったおかげで、あまり影響はなかったらしい。しかし、井戸のために地盤沈下が問題となっている。

 

◎村の耕地

 最近は水利が良くなったので、あまり良田、悪田の区別はしないらしい。戦前の肥料は干鰯、油かすを使っていた。

 

話をしてくれた方

原崎鶴寿さん (大正3)

堤逸雄さん (昭和5)

堤敬継さん (昭和10年)

川崎博己さん (昭和23年)



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