【杵島郡江北町東分地区】

歩き、み、ふれる歴史学レポート

ST-28 1AG96124 武宮淳史

ST-28 1AG96130 棚町清隆

森貢 昭和9年生

福島義方 大正13年生

桃崎博夫 大正14年生

田中フサヨ ?

武富正陽 昭和11年生

 

<東分>

   ジュウイチノカク(十一ノ角)

田畑 シンボリ(新堀)

   ハチノカク(八ノ角)

   ムラシタ(村下)

   フルガラミ(古搦)

   シンガラミ(新搦)

   フルカワ(古川)

   ヨンホンスギ(四本杉)

   クロキ

   ゴホンマツ(五本松)

   サンボンマツ(三本松)

   ヨンホンマツ(四本松)

 

用水 ニケンボイ

   ヨコボイ

※江北小学校の北あたりを流れていたらしい。地図が新しいので分らなかったそうです。

 

<門前>

 場所が遠く時間もないため、調査できなかった。

 

行動の記録

12月21日(土)

9:00  西鉄下大利駅に同じグループの辻田君、重宗君、白下君、庄司君を迎えに行き、合流して出発。

9:20  旧5号線を走り西鉄朝倉街道の近くのユメタウンで棚町君と合流する。ここで車が2台になり、3号線を走って一路佐賀へ向け出発。

11:00 予想以上に道が込んでいたため、予定していた時刻に着けそうにないので、先方に連絡する。(久保田のセブンイレブンにて)

11:50 目的地である江北町東分に到着。さっそく元区長である田口さん(A)を訪ねることにする。

12:00 近くのおじさんに田口さんの家を教わって、田口さんと会う。しかし、田のしこ名については、全く知らないそうでかわりに近くにいる武富おばあさん(B)という人を紹介してもらう。

      武富ばあさんの家を訪ねてみる。しかし、子供が出てきておばあさんは昼寝をしているというので後で訪ねることにする。

      そこで近所の小学生が多い方向に進んでいくうちにおじさん(C)に出会い、しこ名について聞いてみる。三本松など比較的近しい今回調査するものではないものしか知らないそうだった。

      近くのおばあさん(D)を訪ねてみた。おばあさんは今88才で55年間そこに住んでいるというがしこ名についてはまったく知らないとのことだった。

      次に田で袋詰めをしている老夫婦(E,F)に聞いてみるが、やはり三本松などしか知らないそうだ。役所に行くように進められる。

      しばらく移動して、かんながけをしていたおじさん(G)に話を聞くが、農家でないので知らない。そこでおとなりの天理教の人を紹介してもらう。天理教の人の家を訪ねるが留守であったため、あきらめて再び移動。

      しばらく移動して、タバコを吸って休眠中のおじさん(H,I)に聞いてみるが、まったく知らないという。

      先程の天理教のところまで戻って、再び移動してトラクターに燃料を入れているおじさん(J)森貢さん(S9生まれ)に話を聞いた。

      次にスタート地点の江北小学校前に戻って、近くで庭の畑仕事をしているおじさん(K)に話しかけるが、お話を伺えなかった。

      外に出ている人は皆忙しそうなので、在宅のおじいさん、おばあさんにアポなしで声をかけてみることにした。1軒目の家で20代後半の女の人(L)に聞くと、となりの副島さんの家を紹介される。

      副島さんの家を訪ねると、倉庫で内職をしているおばあさん(M)いろいろと話を聞かせてもらうことができたが、しこ名の情報は得られなかった。但し、武富ぎろくというを訪ねるように言われた。

      副島さんの助言により武富さんの家を訪ねると、おばさん(N)とその友人(O)に近くの畑に出ているぎろくさんを教えてもらう。息子さんは九大卒で今は鹿島高校の教師をしているとのこと。

      すぐにぎろくさん(P)を発見。しかしトラクターで畑をたがやしている途中だったために、近くにいたおばさん(Q)に話を聞くがよく分らないということ。

14:40 他のメンバーと一度ジャスコに集合。辻田・重宗ペアは20コ以上、白川・庄司ペアは0コということで、再び今度は2班に分かれて聞き込みへ。

      新たに重宗君を加えて3人で聞き込みをする。道ばたでおじさん(R)とおばさん(S)に話を聞く。八丁堀という名が出てきたが、よく場所が分らないということで地図には書けなかった。そのかわりに近くでビニルハウス作業をしていたおじさん(T)桃崎博夫さんを紹介される。

      桃崎博夫さんは快く協力してくれる。ここで十一角という名を教えてもらえた。このおじさんもよくは知らずに再びぎろくさんを紹介される。

      近くにいたおばあさん(U)に話を聞くが分らないと言い、この人にもぎろくさんを紹介される。

      しょうがなく元の道を歩いていくと、先程の(U)さんのおじいさん(V)に話を聞こうとしたが、耳が遠いということで諦める。

      再び歩いていくうちに副島さんを紹介してくれた(L)さんのおばさん(W)田中フサヨさんに出会い話を聞くことができた。ここで、新堀、村下という名を知ることができた。

      再び武富ばあさんを訪ねてみたが、家の人が出てきて、現在病気で寝こんでいるそうだったので諦めた。

      一度車に戻り、今度は車で行くことにする。移動中に庭で畑をしていた夫婦(X,Y)を発見し、話を聞く。そこで、ハチノカク等という名を知ることができた。ここでもぎろくさんと武富おばあさんを紹介された。

17:00 他のグループとの集合時間なのでジャスコへ集合。結局7コのしこ名しか集められず。これら7コのしこ名についても、それぞれの人が1コ2コ教えてくれたものであることや、1人として、しこ名が同じであることがなかったことに加え、年寄の人でさえも、三本杉などのような呼び名しか知らず、昔から三本杉の一とか、四とか言っていた、という情報が多いことから、よく分らない点が多い。ただ7つのしこ名については、これ以上は分らないと思われる。

17:20 調査を終了して、ジャスコから福岡へ戻ることにした。

19:10 ユメタウンで棚町君と別れる。他の4人を乗せて、都府楼前駅へ向かう。ここまで道が込んでいたため、予定よりも時間がかかった。さすがに5時間歩いて、2時間運転するとバテていた。

19:30 都府楼前に到着。皆を下ろして帰宅することに。

19:40 帰宅。(終了)



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