【神埼郡神埼町城原】 歴史と異文化理解A 現地調査レポート 944667 小野隆弘 944678 中島 徹 調査日:1996年7月11日木曜日 話者:佐藤サカシさん(64歳)……整備の担当の方 佐藤菊次さん(66歳) 坂井文治さん(56歳)をはじめ、その他多数の方 (1) しこ名 ○田: ゲンセキ、スミダイデ、ヤクサン、モトヤシキ、ミヤノマエ、ムカマアト山、ユワランタイ、持チイビ、ネチカラゲ、北ン谷 ○水路、井樋: 長者イゼキ、テラダイケ、カクリュウ(ノイデ)、シタンカクノイデ、北外ンタイノ堤、東ノツツミ ○その他 ウラン田ン中、道東、宮前、東ワキ、前ン田ン中、ヨースケ屋敷、前水田、宮地前、宮ノ前、ウラ、筒井横、橋向ウ土手、宮地境、ショウ油屋、ロウ屋、コウジ屋
(2) その他 @1994年の水対策について 坂井文治56歳の場合 ポンプアップできない田は水路を堰き止めて水位を上げてポンプアップした。 北外(ホッケ)地区では 植え付けの時から今年は雨が少ないだろうと警戒していたので雨待ちで田植えをした。整備直後で田が水を吸わなかったので、田から水を出さないようにした。それからドヨウ干し(7月下旬から8月上旬)をしなかった。外は時間給水もした。 A村での良田、あまりとれない田ん中 ・北外以東の方がよくとれる。 ・北外んたいの土は地が浅く、花崗岩質で粗く砂地であるのであまりとれない。 ・日ノ隈山の南にあたる田は日当たりが悪く、障害物(立木など)にすぐ影響されあまりとれない。 B1反当たりのとれる量 ・坂井文治さんの田では8〜9俵。戦前で6〜7俵。 ・佐藤サカシさんの田では7〜8俵。本当に豊作の時で10俵。 整備後もあまり変わらないそうです。 戦中は5俵とれればよい方。 Cお話しをしてくださった方の名前と年齢 佐藤サカシさん(64歳)……整備の担当の方 佐藤菊次さん(66歳) 坂井文治さん(56歳)、をはじめその他多数
すべての人との会話をカセットテープに録音した。 |