歴史と異文化理解A 現地調査レポート

尾崎東分土生地区

S1-14

944709新鹿博之.

944712田上真一郎

 

――調査報告――

現地調査によってわかったしこ名は、別紙の地図に示した。教えてくれた人の話によると、昔、このあたりでは佐賀藩が兵士の訓練をしていた。火縄銃や大砲や弓矢の訓練が行われていて、それに由来するしこ名がついている。

 

士生の辺りでは、水は中郷川からひいている。去年の渇水の影響はあまりなかったらしい。

 

――行動記録――

まず、道を間違えて隣の地区の井出に行ってしまった。農作業をしていたおじさんに土生の場所を教えてもらった。この辺りの土地に詳しい人を教えてもらおうと、ある家を訪問すると、おじいさん、おばあさんたちが集まっていた。そこで話を聞こうと思ったが、あまり知らないといわれ、尾崎東分集落センターに行けばわかると言われた。とりこみ中だったらしいので早めにその家を後にした。集落センターには初老の人たちが数人いて、話を聞かせてもらった。そこで、地図に示したしこ名とその由来を教えてもらった。それ以上わからないと言われたが、まだ不十分だったのでその地区に詳しい人を紹介してもらった。江口さんと三好さんという人で、江口さんは地区長だった。

最初に三好さんを訪ねるが、留守だったので、昼食にした。次に、江口さんの家を訪問したが、その時不在で、3時すぎ頃帰ってこられると言われた。その時間まで、他の家を訪ねて回ることにした。まずもう一度、三好さんを訪ねると、家にいたので話を聞いた。しこ名についてはもう忘れてしまったと言われたが、この地域の水利についての情報を得た。他の家を回ってみたが、年を取った人や土地の事情に詳しい人はいなくて何も得られなかった。3時になったので江口さんの家を再度訪聞したが、今度は誰もいなかった。バスが来る時間まで犬と遊びながら待っていたが、誰も帰って来られなかった。時間になったのでそこで調査を泣く泣く打ち切った。最善を尽くしたがあまり情報を得られなかったのが残念だった。



戻る