【神埼郡神埼町横武姉川上分、下六丁、本告牟田】

歩き、み、ふれる 歴史学

 

S1-30 1AG96213  松下 武充

      1AG96223  三木 佑太

姉川上分、下六丁、本告牟田

7月15日(月) 我々はまず博多駅から電車に乗り伊賀屋駅へとついた。駅前の緒方商店に行き、伊賀屋の区長さんの家の場所を聞き、御厨立身氏を訪ねた。そこでしこ名をたずねたが、我々がもらった地図には伊賀屋の集落の田んぼは少ししか入っていなかったのであまり意味はなかった。一応、聞いたものは一本松(いっぽんまつ)、二本松(にほんまつ)、三本松(さんぼんまつ)というものであったがどうもこれは「しこ名」ではないように思えた。次に姉川上分という集落の区長境種信氏(昭和2年生)を訪ねた。ここで聞けたのは、一本松、二本松、三本松、四本松(しほんまつ)、一本杉、二本杉、三本杉などである。

 次に10分程歩いて下六丁の区長中牟田敏春氏(昭和3年生)を訪ねた。ここで聞けたのは、一本黒木(いっぽんくろぎ)、二本黒木(にほんくろぎ)、三本黒木(さんぼんくろぎ)、四本黒木(しほんくろぎ)、二本松、五本松、千足(せんぞく)、柳郷(やなごう)、つうい、などである。そして莞牟田へ行った。歩いて1時間ほどかかった。区長の石橋秀夫氏(大正14年生)を訪ねた。ここで聞けたのは、一ノ坪(いちのつぼ)、三ノ坪(さんのつぼ)、大町(おおまち)、むただ、かもだ、宮のうら、南田(みなみだ)、西の前(にしのまえ)、などである。

 次に本告牟田へ行ったがそこの区長さんは何もわからないとおっしゃったので、あきらめた。そして次は横武へ行った。

 そして区長の福嶋長利氏(大正14年生)を訪ねた。ここで聞けたのは、一本木(いっぽんぎ)、実元(さねもと)、中牟田(なかむた)、灰巻(はいまき)、野々分(ののわけ)、北田(きただ)、川口(かわぐち)、カンノウジ、マルヤシキ、などである。その後上六丁へ行ったが区長さんは留守であったのでまた伊賀屋駅まで戻り、神崎町をあとにした。博多駅についたのは午後7時半だった。一つの集落から集落まで少なくとも20分か30分はかかるので歩いて移動するには広すぎるような気がした。調べつくしたわけではないが回れるだけ回った。以上聞取の成果



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