歴史と異文化理解A 課題レポート 姉川東分 荒木 聡 和泉 貴之 バスを降り、僕たちはまずすぐ近くにあった酒屋へ向かった。酒屋で僕たちは調査地区である姉川東分の詳しい分布及び区長さんの家をうかがった。酒屋の人はさすがに地理に詳しく親切に教えてくれた。そこで、とりあえず区長さんの家をうかがってみた。区長さんの家には若い男性(30才前後)と小さな子供が二人いた。僕たちはプリント通りに「僕たちは大学で歴史の勉強をしています。田んぼなどのしこ名を教えてください」とお願いした。僕たちの前にも同じ事を聞きに来た学生がいたらしく、若い男性は若い男性は僕たちが何を調査しているのかはすぐ分かってくれた。しかし、しこ名は知らないとのことだった。また、区長さん及び近所の年をとった人たちは葬式に出席していて自宅にはいないとの事だった。そこで僕たちは葬式があっている公民館へ行ってみた。公民館に行ってみると今は忙しいので後で来るように言われた。僕たちはとりあえず昼食をとり、もう一度酒屋へ行き古老がいる家を聞こうとしたが、店には誰もいなかったらしく声をかけても誰も出てこなかった。 僕たちはその後、数件の家を回り、区長さんの家と同様の質問をしてみたが返ってくる答えはどれも同じで「公民館へ行って、聞いてください」とのことだった。僕たちは話し合いの後、公民館で葬式が終わるのを待つのが賢明だと考え、公民館の前で待つことにした。しかし、帰りのバスが来る頃になっても葬式は終わらず、僕たちは何も聞き出すことはできなかった。 後日、僕たちは返信用の封筒に地図と、それにしこ名を書き込んでくれるようお願いした手紙を同封して、区長さんの所に送りましたが、返事は来ませんでした。 |