【神埼郡千代田町竜尾地区】 竜尾地区の田んぼのしこ名とその水利用について 担当者 S1−17 944848 中村幸二 S1−17 944849 永井祐介 ・まず区長さんである伊東茂さん宅を訪問したが、伊東さんは農業をやってないので、しこ名などについては詳しくご存知ではなかった。そのため、お隣の添島進さんのお宅を紹介され、お話しをうかがった。また、伊東さんは昭和7年生まれ、添島さんは大正14年生まれである。 ・竜尾地区の田んぼのしこ名は地図に書いたとおりである。また、竜尾の中で使われている地域の名として、一本柳、二本柳、三本柳、四本柳、五本柳という呼び方がある。 ・地図で青色でかいてあるように、集落の右側に縦に大きな道路がつくられている。その西側は大きく工業団地用に開発されている。その広さは道路の左側に23町、右側に47町である。 ・農業用水については、細心の注意が払われている。毎月1日、15日に水門が開かれ堀の水量が増大する。その際、町役場の役員の人によって塩分のチェックがある。この地域は塩の満ち引きがかなりあって、川から水をひいてもその中に塩分が含まれている。 その対策として、堀に入れられた水を数日間何にも使わず置いておき、塩分を下の方に沈めてその上ずみ液を利用するという方法をとっている。添島さんの話しによれば、上ずみ液を使った農家と、水をおいておかなかった農家では、収穫量に差があるそうである。 ・裏作では麦をつくっており、その他の園芸はやっていないが家によっては牛をかっている所もある。また、ちょっと昔にはい草をつくっていた。 ・竜尾は珍しい地区で、20戸ほどの集落のほかに、地図でわかるように通道地区の所に別の数戸がある。 |