【神埼郡千代田町下黒井地区】

 

下黒井の調査

SU-28 926101 島村康郎

L2-8 932197  西原俊史

佐賀県下黒井しこ名調査

 バスから降りた私達2人は、まず下黒井に行くために近くにあったコンビニで道を聞いた。コンビニの人はとても親切ですぐに道を教えてくれた。

 下黒井についたので私達はまず区長さんの家をさがした。ゲートボール場に2人のお年寄りがいたのでその人に道を聞いたが、不勉強で佐賀弁がわからない私たちは何をしゃべっておられるのか理解に時間がかかり、「これは大変だ」と痛感した。2〜3人の人に聞きようやく区長の家についた。この区長さんは最近区長になられたばかりの人らしく「今日は葬式でみんなが公民館に集まっているから、そっちの方にいってくれ」とすすめてくださった。公民館にいくと、なるほど多くの人が、焚き火にあたっておられた。「しこ名を聞きにきました」というと、最初誰も知らないといわれ、思い出すのが非常に大変そうだった。そしてここでも、「今日は忙しいから、前区長の横尾さんの所へいってくれ」といわれた。

 前区長の横尾さんはとても親切な方だった。その日は葬式に2つも出なければならないらしかったが、福岡から来たということをいうと、それならばと貴重な昼食までの1時間をさいてくれることになった。本当にうれしかった。横尾さんは最初、思い出すのに苦労しておられたため、公民館にいた人と現区長の益田さんを呼んでこられた。それからは今まで分らなかった所のしこ名が、次から次へとわかっていき、結局12時前までには、全部わかってしまった。横尾さん達も後の方では非常になつかしそうな風で、昔話に花が咲いた。

 予想していたよりもはやく仕事が終わった私達は、バスのある神埼役場まで歩くことにした。そこで気が付いたことだが、村のあちこちに下黒井入口とか、大門入口などの看板がたっていたことだった。また、河川整備が非常にしっかりとなされていて、きれいなタイルがしきつめられている所はちょっとした公園のようになっていた。地図でみると、下黒井から神埼まではちょっとの距離だったのに、1時間30分もかかったのには驚いた。最後に、横尾さん、益田さん、下黒井のみなさんに気持ちよく教えてもらって感謝します。

 水不足はたいした事なかったらしい。



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