【神崎郡千代田町出来島地区】

S1−17 944867 藤波 収

S1−17 944868 藤村 康太郎

 

 私達は出来島という村の担当です。出来島は思ったよりも大きな村でした。その日は運悪く雨が降っていて出歩いている人がいなかったので家を訪ねることにしました。ある家を訪ねてみると、お年寄りが出てきたので事情を話してしこ名を聞いてみると、一本松、二本松というのは分かるけど昔からの呼び名(しこ名)は分からないということだったので、区長さんなら分かるだろうと言われ、区長さんの家を訪ねることにしました。その途中に二人のお年寄に話を聞いてみましたが、やはり一本松、二本松とかいうのは分かるがしこ名は分からないと言われました。

 区長さんの家を訪ねてみると、最初なかなか思い出せないようだったので、友人を呼んで、二人で話をしているうちに思い出してきたようで、地図をさし出すとすぐにしこ名を書き出しました。区長さんの話によると出来島のしこ名はその地名に関連してつけられているということでした。例えば、学校につづく道に沿った田んぼのしこ名は学校道、ウソ堀という堀のまわりはウソ堀、出来島の東の方は東の裏、西の方は西の裏、三軒屋の裏の方は三軒の裏という事でした。結局、区長さんから聞き出せたしこ名は20ぐらいでした。区長さんの家を出た後も3人のお年寄にしこ名を聞いてみたが、誰も知りませんでした。本当は全部のしこ名を聞き出したかったのですが、半分くらいしか調べることができませんでした。でも、話を聞いた人は、みんなとても親切で、自分も気持ち良く調査をすることができました。クリークの事も聞いたのですが、その事についてくわしく知っている人はいませんでした。



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