歴史と異文化理解Aレポート

現地調査レポート/佐賀市本庄町/

<調査者>

藤中総一郎

・袋

 まず、手紙を出した高取和幸さん宅へ向かったが、大人はみな留守で子どもしかいなかった。仕事に行っているというので「歩いてどのくらいかかりますか」と聞くと、「1時間半ぐらい」というのでここはあきらめて別の老人に聞くことにしました。

 歩いていると老人が3人家の前に集まって話をしていたので、しこ名のことについて何かしらないか訪ねてみた。すると彼らは農家ではないらしく、そういうことは生産組合長とか農業員に聞け、この中の道を通って行きなさい、とおっしゃったため、そっちの方へ歩いていった。

 先にはちょうどビニールハウスがあり、どうも作業をしている人がいるようなので入って行って江頭渉さん(58)に質問をした。すると田ん中のしこ名をいくつか教えてくれた。他に水路についてもしこ名とかあるのですか、と尋ねたらポンプを2つ教えてくれた。田ん中、ポンプとも地名で呼んでいるものも多いというが、特にポンプについて特別についているというものを教えてくれた。

 村の水利のあり方、ということについてはあまり質問することは出来なかった。しかし、このあたりの地域はある程度水には恵まれているらしく旱魃等の心配はほとんどないようであった。

 そのあと、自治会長の御厨末男さんの家に行けば、もっと詳しい地図などがあると言われ、行ってみたがまたもや留守、東水ヶ江に向かうことにした。



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