現地調査レポート/佐賀郡東与賀町/搦西

<調査者>

怡土貴之

稲田昭二

江上慎也

大石直

調査地 搦西

質問内容:田んぼのしこ名、堀、橋の名前など

     Q.1村の水はどのようにして取り入れているか?その折の村の取り決めはある

       か

     Q.2昨年は大干ばつだったがどのようにして乗り切ったか?またもし30年前(圃場整備前だったらどうなっていたか?

 

 

しこ名・・・外からみ(場所不特定)、わたじま(不特定)、樋門、八丁いび(不特定)・ほり・みないの川(不特定)・かわじ(みないの川で洗いものをしていた場所)

 

Q.1・・・普通は北山ダムから水を取り入れている。樋門の開閉は村の代表者が行っている。取り決めなどは特にないが、昔は時間制をとっていたようだ。

 

Q.2・・・有明海の干満の差と有明海に流れ込む水の特性を活かした真水、つまり“あお”を利用していたらしい。(30年前)現在はポンプ私施設があるようで昨年の大干ばつの際にはそれを利用したとのことだ。

※ここらあたりは0m以下地帯なので大雨のときにはたんぼがすべて水につかるとのことで、昭和28年の大洪水では船で移動したようだ。

 

 生産組合長の山田和良さんは当日都合により外出中。(江上慎也に先生からその旨のお電

話が入っていたのですが、本人が家を数日空けておりこのことを聞いておらず、山田さん

に多大なご迷惑をおかけしました)そのため近所をまわって、ブドウ畑にいたおじさん(お

名前を聞き損ねてしまいました)にお話をうかがいましたが、しこ名などの場所の特定は地図を見てもよく分からないとのことでした。



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