【佐賀市蓮池町古賀地区】

歴史と異文化理解A現地調査レポート

1EC95222  加藤智麗

1EC95230  神山竜児

 

午後1時に園田茂治さんに会うということでお宅に伺ったのだが、園田さんは留守で家族の方しかおられず仕方がないのでやみくもにいろいろな方にしこ名等を尋ねてきた。

今ではすっかり圃場整備され、地図の様子とはすっかり様変わりしていた。結局、この地では園田さん(お名前は分かりません。この地の人の苗字は大半の人が園田でした)に聞くことができた。

しこ名を尋ねても「これは村の中でしか通用しないものだ。」と言われなかなか教えてもらえず苦労した。また、入会地、水利のことを尋ねたが、こちらは「あったかなあ?」と言われ存在しないふうであった。

結局は田んぼのしこ名を聞くだけに終わってしまったが、他の2,3軒でも同様の答しか返ってこなかったので、しこ名その他については、この調査でまずまず間違いないと思われる。

 

感想

 今ではすっかり圃場整備されていて、これではこの先、もうしこ名が引き継がれることはないということを感じました。この消えていく運命にあるものを残す大切さというものを感じました。

 この地に行くときに車が脱輪してしまい、JAFを呼び13,000円も取られました。とても悲しいです。

 

北茂安町西尾上地再調査状況

 当初荒巻付近で3,4軒西尾のことについて尋ねたが分からず、西尾上地の方へと向かいました。荒巻と西尾上地との間には比較的大きな川が流れており、そこを隔ててしまうと反対側のことについては、全く分からないとのことでした。

 西尾上地に着き、何軒か訪ねましたが覚えていない、知らない、という返事しか返ってこず悩みましたが、しこ名などをよく知っている84才のお年寄りを教えてくれた方がおりました。

 そのお年寄りの家を訪ねたとき何かの勧誘かと間違われはじめは冷たくされたのですが、誤解も解けると、快く教えてくれました。

 

感想

 田んぼのしこ名などはかなりのお年寄りでないともう分からなくなってしまっているのが現状です。こういったことを伝えていくのも大切なことだと思いました。



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