【杵島郡有明町室島】

中世の村と人々 

室島のしこ名と水利に関する現地調査レポート

1EC94135 銅和男

1EC94143 外園士郎

1EC94142 藤田雅治

 

 樋口政美さん宅で聞き取りを行わせていただいた。途中、分からない部分があったが、ご厚意により別の方を呼んでもらった。

 しこ名については地図参照のこと。(以下に地図からしこ名を摘記、原本は佐賀県立図書館所蔵)

  ・やまぐち

  ・十のわえ

  ・かんのんばば

  ・おがわ(小川)

  ・しんでん

  ・あがいち(上地)

  ・しのかく

  ・つっきい

  ・まつのもと

  ・なからみ

  ・きんりゅう

 

 水利について話をうかがったところ、この辺りは湧水が豊富で、それによって水をまかなっていたという。湧水の場所は室島地区では3箇所。地図に記入した。(入力者注、地図省略)

 しかしながら、下流で井戸を掘ったために地下水の水位が下がり、湧水が出なくなった。そのため、室島でも井戸を掘ったが、それも徐々に出なくなったという。昭和30年頃には湧水は涸れてしまった。



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